髪の毛が白髪になるのはなぜ?原因と対策を教えて!

髪の毛が白髪になるのはなぜ?原因と対策を教えて!

年齢を重ねると頭にちらほら生えてくる白髪。

1本全部が白髪のこともあれば、毛先だけ白髪だったり、根本だけ白髪だったりすることもあります。また、全体的に白髪が増えていく人もいれば、もみ上げや顔の周りの生え際だけに集中していたりなんてことも。

白髪は人によって生え方が違ったり、同じ人でも部位によって白い部分が違っていたりと様々です。

では、そもそも白髪ってどうしてできるのでしょうか?意外と知らない人の方が多いのではないでしょうか。

今回は、白髪が生えてくる原因や、白髪が増えてきた時の対策について、ご紹介してきます。

白髪が生えるメカニズムには色素細胞の働きが関係していた!

髪の毛は「もともと白いものだ」とか、「メラニンによるコーティングで黒くなる」とかいう話は聞いたことがありますか?

最近、白髪染めなどの業界でも有名な話になりつつありますが、こういった情報はあちこちのサイトで目にすることも多くなりました。NIKKEI STYLEの記事では子供にも分かりやすく、白髪のメカニズムを説明しています。

それによると、髪の毛が作られる過程で、毛包幹細胞が髪の毛のもとである毛母細胞を作ることで毛髪となり、色素幹細胞が色素細胞を作っているのですが、この別々の役割を担っている細胞たちがいっしょに複雑に働くことによって、髪の毛は着色されている状態で生えてくるのです。

白髪のできる仕組み
出典:NIKKEI STYLE『どうして年を取ると白髪ができるの?』 

髪の毛の構成から言うと、毛根周辺の頭皮の下に、「毛包」という部分があります。そこで髪の毛が作られる際、メラニンを作る色素細胞が働いて、毛母細胞へメラニンを受け渡し、髪の成長と共に着色された状態で伸びていきます。人種によって毛の色が違うのは、このメラニンの種類や量の比率が違うからだそうで、白髪になるのは、この色素細胞がなんらかの理由で活動しない状態になったからだと言われています。

参考:NIKKEI STYLE『どうして年を取ると白髪ができるの?』 

色素細胞が活動を休止する理由

色素細胞の活動が弱まったり、細胞自体が死んで全体量が減ってしまうと、メラニンを充分に作ることができず、髪は着色されない状態になります。毛髪は作られるのに、色素細胞の働きが休止または停止していると白髪になり、何らかの原因で休止していた色素細胞の働きが元にもどれば再び黒くなることもあります。ところが、色素細胞の働きが停止してしまい、なおかつ細胞が少なくなってしまっていたら色の復活はしないと言われています。

1本の髪の毛のうち、「ほぼ全体の長さが白髪なのに根元だけ黒い毛が見つかった」という経験はありませんか?これは、何かの原因で休止していた色素細胞が活動を再開したことを表しています。逆に、染めているわけでもないのに途中まで黒いけれど根元が白くなっているのは、今まさに色素細胞が活動を休止か停止している状態です。

この色素細胞だけが活動休止や停止してしまう原因は何かというと、いくつか説があるものの、実は全容は解明されていません。現時点では、次のようなものが原因ではないかと言われています。

  • 老化で細胞が弱る
  • 遺伝子が傷つき細胞分裂できなくなる
  • 喫煙
  • 睡眠不足
  • 偏った栄養、栄養不足
  • 体のほかの部分の病気からくる影響
  • 精神的ストレス

とは言え、これらのいずれも該当したからと言って絶対に白髪になるというわけではなく、人によって個人差もあります。老化が原因になると言っても、同じ年齢の人手も白髪の量は異なりますし、白髪が生えてくる年齢も違います。仮に、親が若白髪だからといって子供もそうなるとは限りません。上記のような原因は、「親子で遺伝する」とも言われていますが、これも必ずしも親と同じような年齢で同じ程度の白髪になるわけでもありません。

そして同じ人であったとしても、髪の毛すべてが白髪になるとは限りません。「グレーヘア」と言われるような、まばらに白髪が見えるような状態になる人も多いです。

「できるだけ白髪になりたくない」という人は、わかっている範囲の原因をできるだけ避けることで白髪を予防できる可能性は高まりますが、はっきりとした原因が分からない以上、残念ながら思ったようには行かないというのが現実のようです。

白髪になったらこんなケアがおすすめ

「今風のメイクやファッションで決めていたのに、後で鏡を見たら白髪が目立っててショック!」

そんな経験、ありませんか?自宅の洗面所や室内の鏡ではあまり目立っていなかったとしても、屋外の日光や明るい照明の下では意外と白く目立っているかもしれない白髪。目立たないようケアしていくといいでしょう。

白髪ケアと言うと、ぱっと思いつく「白髪染め」。ちょっとおばさんくさいイメージがあるかもしれませんが、最近の白髪ケア商品はカラーバリエーションも多く、髪の毛を労わりながらしっかり染めてくれる優秀な商品が増えてきました。何を選べばいいのか、分かりにくいかもしれませんが、白髪の量や好みによってケア商品を選ぶのが良いでしょう。

例えば、まだ白髪は髪全体の1割程度でまばらに数本見つかるだけであれば、ヘアマニキュアや洗い流すトリートメントタイプの白髪染めがおススメです。白髪をしっかりと染めるような商品ではありませんが、ほんのり色づいて白髪を目立たなくさせてくれます。

また、わりとしっかり白髪が目立ち始めたら、やはりしっかりと染めるタイプのケア商品が良いでしょう。ただ、若い頃は平気だったヘアカラーも、年齢を重ねてくると頭皮の肌荒れの原因になったり、髪の毛を傷める直接的な原因になりやすいです。なるべく頭皮に優しいタイプのカラー剤を選んだり、ヘナなどの天然素材を選ぶと良いでしょう。

サプリメントでの栄養補助も有効

白髪に効くかどうか?が専門家でも意見が分かれているのが食べ物による影響です。

「色素細胞自体の原料となる成分」とか、「髪の毛の元となる成分」が含まれたサプリメントが白髪を黒髪にするといった商品もいくつか出てきています。本当に体内で成分が還元されて白髪が黒くなるかどうかはともかく、健康な髪の毛は健康な頭皮から生まれてきます。頭皮を健康に保つためのバランスの良い食事は大切ですので、栄養の偏りを防ぎ、髪の毛を作る組織全体を元気にする意味ではサプリメントを上手に活用するのも一つの方法です。

白髪が目立たなくなる髪型やアイデア

白髪を目立たなくさせるアイデアは、いくつかあります。

まずは、分け目を毎日同じ所にしないということ。白髪が意外と目立つのが、髪の分け目です。分け目は髪の根元からしっかりと見えてしまうので、白髪と黒髪の違いが目立ちやすいのです。そこで、ほんの少し分け目をずらしたり、右より、左寄りにするなど、日々少しずつ変えてみましょう。

また、分け目自体をわからなくするようなヘアスタイルもありますよね。スタイリング剤を使って分け目の部分を上手にふんわり根元を立たせるだけでも、目立たなくなります。おでこの生え際の白髪が気になる場合には、前髪を下ろしてみるのもよいでしょう。

もしもヘアカラーそてから時間が経って髪の根元が白くなってきたと言う場合には、次に美容室に行くまでの間、根元の白い部分だけを一時的に黒く塗って隠すような商品もあります。ファンデーションタイプ、マスカラタイプ、スプレータイプなどの種類があり、シャンプーで落ちる簡易的なものですので、「お出かけ直前に白髪を見つけたけれどヘアカラーしている余裕がない!」という時なんかにも便利です。

この様に、アイデア次第で白髪もカバーできますので、工夫しながらカバーしてみてくださいね。

 

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