髪の毛にダメージを与える静電気、すぐできる5つの防止ポイント

髪の毛にダメージを与える静電気、すぐできる5つの防止ポイント

冬になると、ドアノブを触ってパチッとするいやーな感じに悩まされますよね。

また、髪の毛がもわ~っと広がり、イマイチまとまりが悪くてヘアスタイルが決まらない!なんてことも。

その原因は静電気。着替えの時に顔に髪が張り付いたり、髪の毛が逆立ったりと、結構ストレスになります。しかも、静電気は髪のダメージにも妻がります。静電気がキューティクルをはがれやすくしてしまうので、髪ダメージにもなってしまうのです。

そこで、今回は静電気が冬におきやすい原因とすぐにできちゃう防止方法をご紹介します。

静電気の正体ってなに?

冬に起きやすいパチパチの原因は静電気です。改めて考えると不思議な現象ですよね。この静電気ってそもそもどんな原理で起きる現象なのでしょうか。

静電気は、マイナスイオンとプラスイオンのバランスが崩れた状態を指します。人間界の物質にはいずれもプラスとマイナスのイオンが存在しているのですが、摩擦によってこのマイナスイオンは引っ張られやすい方へ移動します。結果としてマイナスが多くなった物質と、マイナスが減ったためにプラスが多くなった物質とに分かれてしまいます。それぞれに帯電している状態なのですが、このバランスの崩れをもとにもどそうと、マイナスイオンが移動する現象を「放電」といい、あのパチッと火花が散るような痛みを感じる現象になるのです。

冬は乾燥しているため、空気中の水分を介して空気中へと放電することができず、何かの摩擦や接触によって放電されやすくなります。だかあら、ドアノブを触った瞬間やセーターを脱ごうとした瞬間にパチッとくるのです。

そして、冬は乾燥に加えて、電気を溜めやすい性質を持つウールやアクリル製の洋服を多く着る時期でもありますよね。髪の毛と服、あるいは髪の毛とマフラーなどの防寒用具と摩擦が生まれやすいのです。冬はできるだけ加湿をして空気中の水分によって空中に放電させると接触による「パチッ」は防ぎやすくなります。それと同時に、髪の毛も保湿してあげると帯電しにくくなります。

静電気のせいで髪にダメージが!

静電気は、パチッとした痛み以外にも、具体的に髪の毛にダメージを与えてしまいます。なぜかというと、髪の毛の表面を覆って中身を守っているキューティクルが、静電気のせいではがれやすくなってしまうからです。キューティクルがはがれてしまうと、髪の中身までダメージを受け、結果として切れ毛や枝毛にもなりやすくなってしまいます。

また、静電気の性質のせいで空気中を漂っているチリや埃、さまざまな汚れを髪や頭皮に寄せ付けてしまいます。そして、そのまま髪を櫛で梳くと、摩擦のためにさらに帯電し、悪循環が生まれてしまいます。こんなやっかいな静電気を防止するにはどうすれば良いのかを、次に見ていきましょう。

静電気防止ポイント5つ

静電気を防止するヒントは水分、摩擦、材質です。細かく見ていくと次のようなポイントがありますので参考にしてみてくださいね。

1:髪の保湿剤を使う

ヘアケアは毎日行っているという人がほとんどだと思いますが、髪の毛の保湿にもしっかり気を遣えているでしょうか。

乾燥しているように思えても、実は健康な髪の毛には10%以上の水分が含まれています。乾燥してくると、キューティクルもカサカサして開き気味になりますし、摩擦がより起きやすくなります。これを防止するために、お肌にとっての乳液同様、オイルやトリートメントなどで蓋をしてあげるのです。水分が蒸発してしまわないよう、保湿に気を付けるということです。

髪の毛を保湿できる商品は様々なタイプが売られています。例えばクリーム、オイル、ワックス、スプレー、トリートメントなどです。ツバキオイルなど、オーガニックな成分のものがおすすめですが、スタイリング剤を兼ねているものや、洗い流さないトリートメント、手が汚れなくて気軽に使えるタイプのものなど、個性豊かなラインナップがあります。ぜひ、自分の性格や普段の使い方にピッタリ合う一品を選んで使ってみてくださいね。

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2:ハンドクリームを使う

静電気が起きてしまった時に、もわ~っと広がってしまうのを防止するためにてっとり早いのは、髪の毛を濡らすことです。でも、その後乾けばまた元通りの静電気が起きやすい状態に。そんな悪循環を断ち切る応急処置に、実はハンドクリームを髪の毛に塗るというのも有効です。あくまでも、本来用途以外の使用ということになるので外出している時などの緊急措置として使ってくださいね。

これも髪の毛の保湿のためですので、通常は髪専用の保湿剤を使う方が良いです。スプレータイプの保湿剤なら、小さめのボトルに詰め替えて気軽に外出先へ持ち出せますし、こまめに使えて便利ですよね。

3:静電気のおきにくい材質を選ぶ

冬は、セーターやコート、マフラーなど、重ね着したり併用することが多いですよね。それらの材質や重ね着の素材の違いによっても、静電気がおきやすくなります。マイナスを蓄積しやすい物、プラスに蓄積しやすい物などが重なるとどうしても静電気がおきやすいのです。

素材すべての特性を覚える必要はありませんが、とりあえずは科学繊維よりは天然素材を身に着けた方が静電気が起きにくいです。

冬に手軽に着れて、ウールのセーターと重ね着することおあるフリース。軽くて暖かいのでどなたも1着は持っていますよね。ただし、ウール+フリースの重ね着は静電気がおきやすいようです。これは、片方がプラスのイオンを、もう片方がマイナスのイオンを溜めやすい性質を持っているため、電位差が大きくなってしまうからです。同じイオンを溜めやすいもの同士の重ね着なら、髪の毛に対する静電気は発生しにくくなるようですので、ウールをどうしても来たいならその下にもウールを、ポリエステルのものなら綿を合わせると静電気が発生しづらいかもしれません。

いっそ、髪の毛をアップにしたり、結んでしまうのも摩擦を防ぐうえではおすすめです。衣服に髪が触らなければ摩擦も発生しづらいですからね。できるだけ、摩擦しやすい面積を狭めてやると良いでしょう。ただし、ニット帽などの帽子をかぶる時は、摩擦が発生する着脱の頻度を減らすなどの工夫が必要です。

4:ヘアブラシの材質ととかし方も気を付けて

毎日のブラッシングは、髪の毛の質を整えるうえでも、保湿の観点からも必要です。とは言え、どうしても髪の毛との摩擦がおきやすいですよね。

ブラッシング中の静電気を予防するには、プラスチック製のブラシよりも、やはり天然素材のブラシの方が良いです。動物の毛でできたものか、木製品、柘植櫛などが良いでしょう。専用の静電気除去ブラシも売られていますので、値段と自分との相性を見て選んでみてくださいね。

5:室内の湿度をあげる

そもそも、空気の乾燥が静電気の原因の一つです。ならば室内の湿度をあげれば、静電気がおきにくくなくなります。湿度をあげると、インフルエンザなどの予防にもなるので一石二鳥ですよね。一般的に、50%以上の湿度を保てると、肌にもウィルス対策にも良いとされています。空気中の水分に放電できるよう、環境にも気を遣ってみましょう。

静電気防止対策ばっちりで冬を乗り切ろう

静電気防止対策のポイントを挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。一つでも二つ以上の組み合わせでも良いので、まずは実践してみてください。ちょっとした工夫や努力で、髪の毛にとっても良いですし、「パチッ」の恐怖を和らげることにもなります。

いやーな静電気を、今年の冬こそは感じずにすめば嬉しいですね。なんとかこの冬を乗り切って綺麗で健康な髪の毛を維持しましょう。

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