気が付いたら服にフケが!フケが急に増えた時の原因と対策とは?

気が付いたら服にフケが!フケが急に増えた時の原因と対策とは?

肩や髪にパラパラとおちて目立つ白い粉。フケだ!と思ってちょっと嫌な気分になりますよね。他人の服に付いているのを見た時などは、なんとなくその人に対して不潔なイメージを持ってしまうかもしれません。

自分自身も、いつもは平気なのに季節や体調の変化などで急にフケが増えてしまうことってありませんか?それどころか、思い当たる理由もないのにフケが急に増えてしまったなんてこともありますよね。

フケが急に増えてしまう原因とはいったい何なのでしょうか。

その原因と対策を合わせてご紹介しますね。

フケの原因は主に6つある

フケの中には、小さな白いパサパサした粉状のものもあれば、若干脂っこい粘っこい感じのする大きめの塊のものもあります。

前者は肌のターンオーバーに伴って普通に発生する皮膚の老廃物です。いわゆるアカのようなもので、通常はしっかり洗髪するとなくなります。

後者は、人間の皮膚上にいる常在菌の一つが、落としきれていない、または過剰に増えた皮脂をエサに増えすぎるなど、頭皮の常在菌バランスが崩れた時に地肌が刺激を受け、肌のターンオーバーが乱れることで大量のフケとなったものです。

いずれの場合も次のような原因が隠れていて、一つ、または複数が絡み合って急にフケが増えることがあります。大きく分けると6個ある原因のひとつひとつを、詳しく見てみましょう。

シャンプーの強すぎる洗浄力

シャンプーの中には、石油系・高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系などの種類があります。この中で最も洗浄力が高いとされているのが石油系・高級アルコール系です。次いで石けん系となります。

これらは安くて泡立ちが良く使い勝手が良いので、普段使いにされている方も多いでしょう。健康的な頭皮なら問題はないのですが、シャンプーの洗浄力が強すぎると皮脂をとりすぎてしまうことにつながります。余分な皮脂はしっかりとりたいのですが、かといってとりすぎてしまっても、かえって皮膚を保護しようとするシステムが動き、皮脂が過剰分泌されることになってしまいます。

結果として頭皮のターンオーバーが乱れる原因にもなってしまいます。

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頭皮のゴシゴシ洗い

頭が痒くなってくると、つい爪を立ててひっかきながらシャンプーをしたくなりますよね。ひっかくと一時的に痒みはスッキリしますし、なんとなくしっかり洗浄できたような気分になります。

でも、その爪を立てる行為も、ゴシゴシと力を入れて擦る行為もフケのもとです。かえって頭皮を痛めかねませんし、キツイ刺激や皮脂のとりすぎから皮脂の過剰分泌を促しかねません。

シャンプーの際には、やさしく洗うことが基本です。

頭皮と髪の毛の洗い残し

頭皮や髪の毛には、意外と根元の方にコンディショナーやトリートメントの洗い残しが残っていることがあります。しっかり洗ったつもりでも、残りかすがついたままになってしまうと、炎症の原因にもなります。

また、石けん系のシャンプーは残りやすいのが特徴ともいわれています。残ってしまうと当然フケの原因になりますが、フケだと思ったら実は石けんカスだった、なんてこともあるかもしれません。

髪の毛の乾かし不足

自然乾燥をしようとして、そのまま枕に濡れた髪の毛をつけたまま眠っていませんか?実はこの行為でカビの一種である常在菌が大量繁殖しているかもしれません。まったく乾かさない場合はもちろん、生乾きの場合の同じです。湿った状態の頭は、湿度が高く、温度も高い状態。つまり、カビや菌類の絶好の繁殖条件が揃ってしまうのです。いつもなら害がなく大人しい常在菌も、数が増えすぎたり、勢力バランスが崩れると肌への悪影響が出ます。結果、ターンオーバーが激しく乱れてしまい、大量のフケが出るのです。

食生活の乱れ

食生活のバランスが崩れると、頭皮や髪の毛に影響してきます。

栄養は血流によって運ばれて身体の様々な細胞を作るために使われたり、生命維持活動に使われたあと、残っている分が最終的に髪の毛や爪などの末端組織に回ってきます。ちょっとでも栄養バランスが崩れたり、栄養素が足りなくなると、髪や爪などにまで栄養が届かなくなり、影響が出やすいのです。

睡眠不足

「睡眠とフケとなんの関係が?」と思われるかもしれませんが、実はこれも食生活の乱れと同様に関係してきます。睡眠中は、身体のダメージの修復や成長のために栄養が使われています。質の良い睡眠ができていれば血流も良く、速やかに必要な場所へと栄養は流れていきますが、眠りが浅かったりリズムが崩れていると、どうしても頭皮や髪の毛までの栄養はカバーしきれず、頭皮ダメージの回復が遅くなります。

今すぐ始められるフケ対策

原因がわかれば、対策は立てやすいですよね。該当する原因を取り除くか、原因を避けるようなヘアケアを頑張れば良いのです。次に、具体的に一つ一つ詳しく見ていきましょう。

洗浄力が弱めのマイルドなシャンプーに変える

今までのシャンプーの成分を確かめ、ちょっと洗浄力が強すぎるタイプかもと思ったなら、一段階洗浄力の低いものや、アミノ酸系のシャンプーに変えてみましょう。天然成分が多い物や、薬用成分が入っているものもおすすめです。

そうしたタイプのシャンプーは、ちょっと値段が張るのが難点ですが、頭皮や髪の毛にとっては優しいものです。自分に合うかどうかも大事ですので、少しずつ試しつつ、成分をしっかり確認して検討しましょう。

正しいシャンプーとしっかりすすぎをする

シャンプーをする前に、予洗いをした方が良いというのはもう常識になりつつありますよね。ぬるめのお湯だけでしっかりと流すだけで、大方の汚れはとれます。残りの汚れや皮脂汚れを、泡立てておいたシャンプーで優しく指の腹を使ってマッサージするようにゆっくり洗います。

さらに、洗い流す時にこそ念入りに丁寧に流しましょう。ゴシゴシ擦るのはNGですが、指の腹でマッサージしながら、しっかり頭皮を綺麗にします。コンディショナーやトリートメントを使っている方も、しっかりと洗い流しましょう。洗い残しがない状態が望ましいヘアケアです。

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正しいドライヤーのかけかたでしっかり乾かす

ドライヤーをかける時、毛先から乾かしていないでしょうか。正しくは、頭皮側、髪の毛の根元側からかける方が良いです。

素早く、確実に頭皮を乾かし、髪の毛の根元側をふわふわにすれば良いのですが、この時頭皮や髪の毛の一か所に長く熱風をあてるのも、頭皮に近づけてあてるのもNG。20cmほどは離して風をあて、根元から毛先の順で素早く生乾きにならないくらいしっかり乾かしましょう。

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乾燥しやすい体質なら頭皮の保湿剤を使う

セラミド化粧水など、頭皮専用の保湿ローションも今ではいくつか売られています。数ある商品の中でも、ミストタイプならお手軽に保湿できます。どうしても頭皮が乾き気味な体質の方なら、こういった商品を活用するのも一つの方法です。

バランスの取れた食事をする

頭皮や髪の毛を構成する栄養は、主にタンパク質、ミネラル、ビタミンです。

その中でも重要な成分の一つに、ミネラルの中の「亜鉛」があります。せっかくタンパク質やビタミンをとっていても、亜鉛が不足しているとうまく整えられないと言われています。バランスよく、いろいろな食材から健康的になれる食事をしていきましょう。

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質の良い睡眠を目指す

睡眠は、頭皮や髪の毛だけではなく体と心すべてに影響してくるものですよね。できるだけ質の良い睡眠ができるように、次のことに気を付けましょう。

  • 就寝前数時間はブルーライトが発生するすべての機械類を見ないように気を付ける(スマホ、パソコン、テレビなど)
  • 寝る数時間前までに食事を終えておく
  • 一時間前くらいまでにお風呂をすませ、ちょうど体温が下がり始めるころに寝る体勢になる
  • 寝苦しくない快適な寝室、環境を整える
  • パジャマを着て、汗を適度に吸い取らせる
  • アロマオイルなどが好きな人は、相性の良い香りに包まれて眠る

などです。

他にもいろいろあるかもしれませんが、ぜひ自分に合った方法を見つけ、必要ならば良い眠りをサポートする商品を活用しつつ質の良い眠りを手に入れてくださいね。

1に健康的な生活、2にグッズ

急にフケが大量に出だしたとなると、焦る気持ちはよくわかります。まずはヘアケアグッズを変えてみようという対策が手っ取り早いのですが、その前に原因をしっかり考えてみてくださいね。

複数の原因が混在していることも多く、ヘアケア製品だけ変えたけれどちっとも改善しないとなれば、他の原因が考えられます。

意外と、どんな原因よりも栄養不足や疲労の蓄積などが、一番大きな原因かもしれません。最近ストレスがたまっていて・・・とか、寝てもちっとも疲れがとれなくて、といった悩みがある場合は、そちらの改善を考えないと根本的な解決はできないかもしれません。そこで、ヘアケアの方法を見直したり、生活習慣の見直しをするなどして、それでも改善が難しいならヘアケア製品を変えてみるという順番で対策をするのがおすすめです。

フケは毎日出ているものなのですが、大量に出てしまうと目立つので困りものです。改善や予防のためにも、生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

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