シャンプーに含まれる成分で頭皮や髪にいい成分と悪い成分とは?

シャンプーに含まれる成分で頭皮や髪にいい成分と悪い成分とは?

シャンプーボトルの裏の成分表を見た事ってありますか?

実は成分表を見るとそのシャンプーの特徴が分かります。

今回は、シャンプーの成分に着目し、頭皮や髪に良い成分やあまりおすすめできない成分について説明してみましょう。数あるシャンプーの中から、自分用のシャンプー選びをする時の参考にしてみて下さいね。

シャンプーに含まれる代表的な成分とは

ボトルを見ただけでは何系シャンプーか分からない?

自分の髪質や頭皮の状態などによって、シャンプーはきちんと選んだ方がいいです。シャンプーには、含有成分によって大まかな分類がされています。「弱酸生成」とか、「アミノ酸系」「ノンシリコン」など、耳にしたことありますよね?シャンプーは成分によって特徴があるので、購入する時には成分を確認してから購入すると良いですよ。

昔からずっと一緒で大丈夫?シャンプーの選び方

では、シャンプーボトルに記載された成分表示を確認してみてましょう。

CMやネットでよく見たり聞いたりする「ノンシリコンシャンプー」や、「高級アルコール系」というようなシャンプーの分類を見てみようと思っても、その様な表記はされていないことが多いです(商品によりますが)。そうではなくて、成分表に書かれた具体的な成分名を見て、「これなら多分アルコール系だな」とか、「アミノ酸系だな」とか、自分で判断することになります。

ただ、一般人の私たちが成分名を見ても、ぱっと判断することは難しいかと思います。そこで、成分を確認したらネットなどで調べて、どういう特徴があるのかを確認して選ぶクセを付けるといいかもしれません。

シャンプーの成分で最も大事ものとは

シャンプーの成分で大半を占めるのは、「水」です。その割合は実に5割ほど。それはそうですよね、液体ですから。その他の成分は、3~4割ほどが界面活性剤などの洗浄成分です。そして残り1割ほどは、シリコンなどに代表されるコーティング剤だったり、天然のエキスや栄養成分だったりします。

では、シャンプー選びで最も気にすべき点でもあり、自分の頭皮や髪質に合うか合わないかを大きく左右する成分は何かというと、洗浄成分です。

成分表示は、多く含まれている割合の順番に成分名が並んでいますから、水の次の2~3番目に書かれているものが洗浄成分だと思ってほぼ間違いありません。つまり、その2~3番目の成分名を確認することが重要です。ここを見れば、なんとなくそのシャンプーの大まかな特徴が分かるのです。

○○系シャンプーの代表的成分名

では具体的に見てみましょう。〇〇系と呼ばれるシャンプーに使われている代表的な成分は、次の通りです。

高級アルコール系・・・ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウム

泡立ちが非常に良く、きめ細やかな泡をたっぷり使って綺麗にしたい人にはむいています。洗浄成分以外で調整し、弱酸性にしているものと、弱アルカリ性のものとがあります。他の洗浄成分よりは原価が安いので市販シャンプーの多くに配合されています。

アミノ酸系・・・ココイルグルタミン酸、ココイルグリシンK、ココイルアラニン

頭皮や肌と同じく弱酸性で、髪の毛や頭皮と同様にアミノ酸成分が配合されているため、ダメージを内側から修復していき、健康な髪の毛へと近づけてくれる働きがあります。高級アルコール系と比べると洗浄力は弱く、その分肌に優しい成分だと言われています。しっとりと洗い上げ、ハリとコシが生まれると言われています。

石鹸系・・・ラウリン酸Na、ラウレス-○カルボン酸Na、オレイン酸Na、ステアリン酸Na

弱アルカリ性で石けん素地という、無添加ボディシャンプーなどでも使われている、いわゆる純粋な石鹸成分と同じような成分が主成分ですが、作り方が根本的に違います。本来弱アルカリ性の石鹸系シャンプーは、今では改良を重ねて弱酸性にしているものもあり、適度な洗浄力を持っています。他のものと比べると、洗い流しをよりしっかりしておかないと若干カスが残りやすいです。

ベタイン系・・・コカミドプロビルベタイン、 ラウロイルプロビルスベタイン

界面活性剤の分類が他とは少し異なり、洗浄力と泡立ちが控えめで肌に優しく、赤ちゃん用シャンプーにもよく使われています。髪への柔軟効果があるとされていて、敏感肌な人にはむいています。また、保湿力もあるため、乾燥しやすいタイプの人にもむいています。

グルコシド系・・・デシルグルコシド、ラウリルグルコシド

非イオン性界面活性剤を使っているため、全ての髪質に優しいとされ、注目されています。植物由来で安全性が高く、泡立ちも割と良いほうなので、潤いを保ちつつ汚れをしっかり落とせます。

※ほかにも数種類の該当成分がありますが、それぞれ一部のみ例として挙げています。

頭皮や髪のために一番おすすめの成分はアミノ酸系

成分の特徴を見て頂くとわかるとおり、洗浄力が一番高いのは高級アルコール系なのですが、その強すぎる洗浄成分が必要な皮脂まで取り除くために、頭皮の乾燥やフケの原因となる場合があります。

オイリー肌の人や健康的な若い人には、逆に適した場合もあるかもしれませんが、ダメージヘアの人や、エイジングケアを必要とする世代においては、アミノ酸系が一番おすすめできます。

アミノ酸系シャンプーのメリット

アミノ酸系シャンプーの一番のメリットは、頭皮や髪の毛の成分に近いため、髪の内側からダメージを補修しつつ、肌にも安全だという点です。また、肌に優しいという特徴のあるベタイン系も、アミノ酸系の一種で、必要な皮脂は弱めの洗浄力で守られ、でも余分な皮脂は適度に洗い流せます。

アミノ酸系シャンプーのデメリット

ただ、アミノ酸系シャンプーの難を言えば、原価が高いためにアミノ酸系のシャンプーは高めの値段設定になっているものが多いです。とは言っても、最近は1,000円以内のリーズナブルな価格で買えるものもありますので、ご家庭用高級アルコール系よりはちょっと高いという程度のものから、毎回買うのはちょっと厳しい・・・とためらうほどの価格まで、ピンキリです。ただ、アミノ酸系シャンプーは使っても髪のPhバランスが崩れないので、酸性に戻すためのリンスも不要となり、トータルで考えると実際は高額にならない場合もあります。

また、その特性からアミノ酸系シャンプーを使用し始めたころは、髪にきしみが出る場合があります。今までシリコン配合のものを使っていたなら、おそらくシリコンが剥がれたために感じるのですが、しばらく使っているうちに髪の修復が進み、手触りも良くなってきます。

人によっては、アミノ酸系の優しい洗浄力がものたりないということもあります。例えば、脂っこいものを食べたとか、夏で脂汗をたくさんかいた日などは、髪のべたつきが落ちにくいこともあります。その様な場合には、二度洗いするなどの工夫できちんと対応することができます。

頭皮や髪の毛の健康を考えると、やはりアミノ酸系の成分が一番良くておすすめできると思います。(ちなみにグルコシド系は、アミノ酸系同様優しく安全性は高いのですが、どちらかというと補助的に使われることの多い成分ですので、メインで使われている成分としてはアミノ酸系をおすすめします。)

頭皮や髪に悪い成分とは?

一番のおすすめ成分がアミノ酸系のものだとして、では髪の毛や頭皮に悪い成分とはなんでしょうか。

もしかしたらもうお気づきかとは思いますが、高級アルコール系の成分は強すぎる洗浄力が悪影響を与えかねないため、人によってはおすすめできません。例えば、髪の毛や頭皮を健康的に保ちたい人や、薄毛の改善、フケの改善を願っている人にとっては避けた方がいい成分です。

そして、シリコンなどのコーティング剤は、肌に付着しやすく毛穴に溜まる、髪の毛への栄養分浸透を阻んでしまう、と言ったことからおすすめできません。すすぎ残した場合は、頭皮の荒れのもととなり、髪の毛をコーティングしてしまうと、他の栄養素が髪の毛から弾かれてしまい、だんだん細い髪質になる事もあります。「最近開発されている揮発性のシリコンなら大丈夫」という見方もありますが、肌に着いたものが揮発する時に肌表面の温度を冷やすので乾燥肌になりやすいとの見方もあり、専門家でも賛否の意見が分かれているようです。

安パイというか、妥当な選択をしたいと言う場合には、やはりノンシリコンのアミノ酸系のシャンプーを選んだ方が髪や頭皮には健康的で安全だと言えそうです。

賢く選んで自分に合った物を買おう

シャンプーに含まれる成分をお伝えしてきましたが、ほんのちょっとだけ詳しくなれたでしょうか。

成分表示の解析をするにあたって、読み解き方を知っておけば、あとは調べて自分に合っているかどうかを判別することもできます。ネットの口コミ評価や感想だけで選ぶのもいいのですが、成分の特徴も併せて比較して選ぶとより安心できると思います。

できるだけアミノ酸系の成分を多く含むシャンプーを選んでおけば、頭皮トラブルの可能性を低くしてくれますし、さらに髪のダメージ補修を期待することができます。健康的な頭皮を守るためにも、この記事を参考に、ぜひ自分にあったものを賢く選んで買ってみてくださいね。

 

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